「まずは毎日、何か書いてみたら?」
これが後に、事業戦略やマーケティングの師となる、一番化戦略コンサルタントの
髙田 稔(たかだ みのる)氏から頂いた
最初のアドバイスでした。
当時、私は札幌の出版社で任された新規事業の営業に飛び回るものの、 なかなか目標に
届かず、悩み続けていました。
そんな時にもらったアドバイスは、私が密かに封印していた過去の挫折こそが成功の
可能性が高い強みになると教えてくれました。
実は20代のころ、私は東京のスポーツメーカーに勤務しながら スポーツライターの夢を
追うため、一時、2つの仕事を掛け持ちしていた頃がありました。
幸運なことに『2002年日韓ワールドカップ』の特集本など採用された記事もあった 一方で、「プロとして求められるクオリティと作業スピードの両立」や「慣れない締め切りへの プレッシャー」から慢性的な睡眠不足に陥り、自信も喪失。
「自分はプロとして、文章を書き続ける能力が無いんだ」
自分自身にそうレッテルを貼り、プロライターとしての夢に挫折した経験がありました。髙田氏のアドバイスがきっかけで、昔を思い出しながら自分のFacebookページに毎日、投稿を開始。
出版社の仕事で耳にした、「さまざまなお店の最新情報」や「あのお店が人気の理由」「街中で見かけた新たなトレンドネタ」を発信し始めると、
「面白いね!」「参考になるから、読んでるよ!」
と投稿を読んだ、さまざまなお店のオーナーや店長から声を掛けていただけるようになりました。
その結果、営業で訪問した先での会話も一変。話題も広がり、営業マンとしての信頼にもつながった結果、3年連続で未達成だった事業の目標を、わずか半年で達成。自分自身もトップの成績を修めることができました。
こんな自分の経験をもとに、今、私は常にこう考えながらさまざまなクライアントのお話を伺い続けています。
「この人、このお店、この企業だけが秘めた、「お客様の一番」になる可能性は必ずある」と。
‛この商品・サービスで喜んでほしい‘ ‛この事業で社会のお役に立ちたい’
こうしたクライアントの想いを原点に、貴社独自の強みや商品・サービスが持つ魅力を
「やっぱり、アナタが(貴社)が1番!」
そんなお声を上げるお客様の元へ届けるために、共に考え、実現に向けて一歩を踏み出していただく。それが私が「一番化戦略」に取り組む目的です。